第4回「相続川柳」受賞作発表! ~相続川柳から老後や相続のことを考えてみよう~

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第4回「相続川柳」受賞作発表! ~相続川柳から老後や相続のことを考えてみよう~写真
2020.4.30

 

当社は「親子で相続を考える会」通じ、避けてしまいがちな相続という話題を親子でもっと気軽に楽しく考えてもらうために「相続川柳」を公募しています。 
この公募は今回で第4回目を迎え、3カ月の応募期間中に集まった作品はなんと過去最多の4,224句! 
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。 
 
応募作品には「親の想い」「子の想い」「相続の思い出」「家族とのトラブル」についてなど、ご自身の体験に基づいてつくられた句が多く寄せられ、家族の物語は一つとして同じものはないのだなと感じました。 
 
その中から「親子で相続を考える会」にて各賞の受賞作を選定いたしましたので、ご紹介させていただきます!
  

優秀賞 5作品

愛だけじゃ 凍結口座 溶かせない    (42歳 女性 虹色)
どこにある 証書通帳 パスワード    (42歳 女性 くろねこ)
孝行の ポイント還元 遺言に      (63歳 女性)
残された 土地も気持ちも 割り切れず  (38歳 男性 ペンギン)
財産は 山と田畑で キャッシュレス   (37歳 男性 チュー犬ジョン)

キャッシュレスやポイント還元など今の時世を反映したキーワードを用いた作品や、愛だけでは解決できない困り事もあるなど、≪相続≫とはスムーズにいかないことも多く、いかに大変であるかを伝えてくれる句を選ばせていただきました。
 

最優秀賞 1作品

ものさしは 損得よりも 礼と和と    (71歳 女性)

【作者からのコメント】
相続は損か得かよりも礼義礼節そして何よりも家族の和が大切である。私は令和を礼和と解釈したい

 
つい物事を損得で捉えてしまった経験が、皆様一度はあるのではないでしょうか。特に相続では、お金や不動産などの資産が絡むことから、相手に対する思いやりを忘れ、損得感情のままに行動し、今まで仲の良かった家族同士で揉めてしまうケースは良く聞きます。
 
しかし、この句に込められた「損得勘定より礼儀や家族の和を基準にする」という想いによって「争族」を回避し、相続は家族の絆をより一層強固なものにすることができるでしょう。
家族への感謝・礼儀を忘れず、家族の和を大切にしたいという想いに共感し、さらに、令和時代最初の相続川柳にも相応しい句として最優秀賞に選ばせていただきました。
 

 

相続川柳から見えてくる相続の実態

相続は スタート早目で 金メダル  (71歳 女性 きょっぴん)
争いは 特効薬より 予防薬     (55歳 女性 けい)
山奥の 土地だけ兄弟 譲り合う   (52歳 男性 すぱいす)
遺言を 残して守る 子の笑顔    (52歳 男性 Aちゃん)
  
これらの句のように、
 
・相続前の事前準備の大切さ
・子供たちには揉めてほしくない親の想い
・親の財産は出来るだけ残してほしいが、揉めたくない子の想い
・山や畑等、活用しにくい不動産を相続しても自分たちが困ってしまう
 
・・・など、相続が自分の身に降りかかってくることを想定し、生前の相続対策(事前準備)で何をすべきなのか、親世代子世代への注意喚起を促すものが多く寄せられました。
 
しかし、親と子それぞれの立場においても、相続の話は自分からはなかなか切り出せるものでもありません。話しづらい話題がゆえに、「まだ大丈夫」「いつか話そう」「その時が来たら考えよう」などと先送りしてしまいがちです。
 
プロサーチでは、セミナーなどの情報発信により、生前に相続対策を行う必要性を常にお伝えしてきました。生前に、認知症等による財産凍結(家族信託)や遺産分割などの各種対策を講じていないと、ご本人やご家族の希望を叶えるための選択肢が限られてしまうことを私たちは知っているからです。
 
相続対策が進まない理由はいくつもあると思いますが、大切な資産を円満に相続するためには、できるだけ早い段階で「家族で話し合う・相談する」ことがとても重要です。
 

進化し続ける『相続川柳小冊子』

そこで、少しでも相続の話を切り出すきっかけになればと、今年も「相続川柳小冊子」を作成しました。
 
本書は、今回ご応募いただいた中から、特に共感のできる作品を100句厳選し、相続のテーマごとに分類をして掲載させていただいたものです。さらに、「相続への心構え」や「相続対策成功の3つのキーワード」など、私たちがセミナーにてお伝えさせていただいている内容も紹介しており、楽しく気軽に「相続」を考えることができ、本当に大切なことは何かということに気付いていただけるように構成しています。
 

 
相続を対象とする専門家の皆様のお客様の中に「相続対策が必要だけど、こちらからいきなり相続の話をするのはちょっと・・・」「あの家族は相続で揉める可能性があるな・・・」など心当たりのあるお客様はいらっしゃいませんか?
 
そのようなお客様に対して、相続について親子で話すきっかけをつくるツールとしてお渡しするのはいかがでしょうか。
 
弊社でも、この小冊子を渡したお客様から後日「相続について聞きたいことがある」と連絡をいただいたり、専門家の方からも「お客様と気軽に相続のこと話せたよ」「事前の相続対策が大事だと気付いてもらうことができたよ」など反響をいただいたりしています。この小冊子をきっかけに、今では相続対策のことから家族の様々な相談をしてもらえる信頼関係を築かれた方もいらっしゃいました。 
より多くの方が一層幸せに円満相続を迎えられる1つのきっかけとして、ぜひご活用ください。
 

相続川柳小冊子のご請求や金額などの詳しい内容については、お問い合わせください。
プロサーチ株式会社
TEL:03-5212-3656
Mail:staff@pro-search.jp

 

遺産相続コンシェルジュより

当社は不動産や相続対策、家族信託についてのご相談やご質問を年間300件ほど頂戴しておりますが、中には「親と(子どもと)相続について話を進めていきたいが、何から始めたらいいのか分からない」と焦りや不安を感じている方も多くいらっしゃいます。自分の相続は1度しか経験しませんから、わからないことが沢山あるのは当然です。そのようなお客様のお声に耳を傾け、私たちはプロとして、お客様の背中を押したり、家族間調整など相続対策をスムーズに進められる水先案内人のようにサポートしたりしていくことが必要でしょう。私たちは、お客様の抱える問題を解決するために、様々な商品やツールのご提案、「相続川柳」の公募などをこれからも続けてまいります。 
(記:山内綾子)

 

「親子で相続を考える会」とは
『相続問題の解決』をテーマに取り組みしている企業や専門家が集まり、「親が元気なうちに子供と一緒に相続について取り組むための機会」を創出するために発足いたしました。
今後はより一層世間の皆様に届くように発信を強化して参ります。「親子で相続を考える会」へご興味がある方は是非お問い合わせください。一緒にお客様のために相続問題を解決していきましょう!
「親子で相続を考える会」ホームページはこちら
【お問い合わせ先】
プロサーチ株式会社
TEL:03-5212-3656
Mail:staff@pro-search.jp
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