わずか1ヶ月で350作品!大反響の「相続川柳」募集に秘められた思い
「相続を考えるきっかけ作りプロジェクト」始動!
相続対策成功の一番のポイントは、「親が元気、健康なうちから家族全員で相続について話し合い、対策に取り組むことにある」と私たちは多くの事例から実感しています。だから今回、「相続を考えるきっかけ作りプロジェクト」を発足させ、家族で相続を考える1つの機会を提供したいと「相続川柳」の募集を始めました。
募集開始から約1ヵ月がたちますが、作品の応募総数は350点を超え、80以上のWEB媒体・誌面に相続川柳募集の記事が取り上げられました。おかげさまで毎日十数件の相続川柳作品が当社に届いております。応募いただいた川柳作品を見ると、短い文章の中で「相続」を実にうまく表現しており、私たちも「なるほど!」と感心させられる作品ばかりです。
相続川柳の効果
私たちはこの相続川柳を通して、年齢や性別を問わず、世の中の全ての人に、「相続」をより身近な問題として考えて欲しい、そして「相続」は他人事ではなく、自分事であるということに気がついてほしいと考えています。
例えば、親の「想い」や「考え」を何も知らないままに相続が起きると、遺産分割などで子供たちがトラブルになるケースも少なくありません。こうした相続トラブルは、生前の親子間のコミュニケーション不足が一つの要因になっていることは間違いありません。
つまり、節税手法や不動産活用方法などのテクニカルなことも大切ですが、相続は誰の問題か?我が家に相続が起きたら何が問題になるのか?などを考え、家族間でコミュニケーションをしっかりと取ることで、多くの争族トラブルを未然に防げます。そのため常に「家族とのコミュニケーションが大事」だと訴えてきました。
しかしその一方で、「相続」というデリケートなテーマに対して、いきなり「家族で相続について話し合いましょう」といってもなかなかうまく話ができないのも現実です。
子供から親に、相続や老後、財産についての話を切り出すというのは、なかなか難しいことです。ですから親から「今後のことについて話がある」とか「将来の希望を伝えたい」などと言われる方が話は進みます。そして、対策などを子供に任せると腹をくくった親は強いです。その親から信頼して任された子供は、親のため、そして自分のために一生懸命考え、行動するケースが多くみられます。
このようなコミュニケーションを家族で取るためには、まず何よりもきっかけが必要です。プロサーチとして、もっと「相続」を身近に考えてもらうにはどうしたらいいのか?もっと家族で話をするきっかけとして何ができるだろうか?と考え、出した答えが「相続を考えるきっかけ作りプロジェクト」であり、その企画の一つが「相続川柳」だったのです。
プロジェクトで伝えたいこと
相続という難しいテーマを難しく考えるのではなく、できるだけ誰でも手軽に、楽しく考えてもらうことが必要です。世代を超えて親しみのある「川柳」であれば、「相続」を気軽に楽しく考えることができ、自分の頭の中で相続に対する思いや考えを整理することができるのではないかと思います。また、その川柳を他の人と共有することで、自分の思いを伝えられたり、自分の気が付かなった潜在的な相続の問題に気が付くきっかけに繋がるのではないでしょうか。
それでも相続川柳は、相続を考える上での一つのきっかけに過ぎません。
私たちはこの「相続川柳」の募集を皮切りにして、今年の5月には親子で相続を身近に感じてもらうための「相続イベント」も企画しています。 大変有りがたいことに、企画の段階から、イベントの趣旨に共感して頂いた多くの企業様に協賛をいただいております。
このイベントでは、普段、身近な人に伝えたくても伝えられない思いを持った人や、伝えるタイミングがわからない人に「きっかけの場」を提供していくことで、家族を繋げる懸け橋になること、また参加して頂いた方々に感謝の気持ちや感動を与えられるイベントにしていくつもりです。
イベントの詳細は、今後のメルマガなどでもお伝えしていきます。
そしてプロサーチでは、今後もこのようなプロジェクトを通し、相続を考えるきっかけを提供していくことで、家族が向き合う場をつくり、少しでも多くの家族から相続問題がなくなるための企画やイベントを発信し続けていきたいと思います。